みなさんこんにちは!
お金の探求者ロリー・マシロイです。
コロナ禍でおうち時間が増えた方が多いと思います。そうなると必然的に電気代などの光熱費も上がってしまったのではないでしょうか?こまめに電気を消したりしても、ストレスの割に効果が出ないのが光熱費の特徴でもあります。
光熱費の節約をするにの最も効果的な方法は、電力消費の大きい家電製品を省エネ家電に切り替えることです。太陽光発電の導入やエコ給湯器の導入など大掛かりなものもあれば、LED電球に交換するなど手軽なものもありますよね。
そこで今回は、手軽かつ効果が見込める家電「ウォッシュレット」での節約を探求していきたいと思います。
ところで、毎月数百円から数千円の電気代を払い続ける家電製品って、サブスクの会員サービスと同じだと思いませんか?私はどの家電製品が月々いくらの電気代でサービスを提供してくれてるのかを知っておくことが、こまめなスイッチの切り替えよりも効果的で楽な節電になると思っています。
目次
瞬間式とは?
今では多くの家庭に設置されているウォッシュレット。衛生的で、便座も暖かく、一度使ったらやめられなくなる方も多いと思います。ただ、意外と電気代がかかっていることをご存知でしょうか?
冷静に考えれば洗浄水と便座を365日温め続けるわけですから、相当な電気代がかかることは想像に難くありません。
そこで、今回の記事では「瞬間式」のウォッシュレットを紹介したいのです。通常のウォッシュレットは「貯湯式」と言って、お尻の洗浄のためのお湯を365日保温しているという仕組みです。当然365日に対してウォッシュレットを使用する時間は非常に短時間ですから、かなり効率が悪いことはお分かりいただけると思います。
それに対して「瞬間式」は「ウォッシュレットを使うその時に瞬時にお湯を沸かしてしまえば節電できます」という非常に効率の良いシステムを採用しています。
それだったら、全部瞬間式にすればいいという話なのですが、貯湯式に比べて少し高価なため貯湯式が選ばれるケースが多いのが現状です。おそらく読者の皆さんも貯湯式ウォッシュレットを使っている方が多いのではないでしょうか?
瞬間式の節電効果
それでは、貯湯式と瞬間式でどれほど電気代が下がるのでしょうか?経済産業省のデータによると
- 貯湯式 月304円 年間3,650円
- 瞬間式 月131円 年間1,570円
月173円 年間で2,080円の削減効果があります。
さらに、TOTOのカタログを見ると、保温便座も同じように使用するときだけ温める機能を使うと
- 従来品 月575円 年間6,900円
- 最新式 月150円 年間1,800円
月425円 年間5,100円の削減効果があります。
また、節水機能も効果は大きく、
- 20年前 月842円 年間10,100円
- 最新式 月492円 年間5,900円
月350円 年間4,200円の削減効果があります。
全部合わせると月948円 年間11,380円もの削減になってしまいます。
ちょうどネットフリックスのベーシックプラン990円と同じくらいですね。
便座の交換コストは?
月々の光熱費が下がることはわかりましたが、交換費用をペイできるだけの価値があるのか?が重要ですよね。
実際、私が「暮らし安心クラシアン」さんに見積もりを取ったので、参考にしてください。
- 貯湯式 41,800円(工賃・税込み)
- 瞬間式 77,000円(工賃・税込み)
便器ではなく、ウォッシュレット部分の交換費用です。
その差35,200円です。
便器は含まれませんので節水機能はありませんから、年間7280円の削減効果です。およそ5年でペイできることを考えると、十分瞬間式を選ぶ価値はありそうですね。
まとめ
今回は、ウォッシュレットを題材に節電のことを探求してみました。実際、1つの家電製品で節電できるコストはネットフリックスのサブスク料金程度ではあります。ただ、どの家電に月いくらの電気代を支払っているかを知ることで、効率的な家電製品の交換基準を持つことができます。そして、長い人生の中では大きな節電効果を得ることができるわけです。
そして、今回ウォッシュレットのコストを知ったことはもう一つの意味を持ちます。そこまでウォッシュレットやあったかい便座が必要じゃないかたは、コンセント抜いてしまえば良いのです。コストがゼロになるわけですから、何もお金をかけずに、年間10,550円のコストカットが可能です。
こういう細かい題材もたまに取り上げたいな〜と思っていますので、よかった方は高評価や拡散お願いします^_^
ロリー・マシロイ
証券会社勤務を経てMRへ転職。MR育成の際にお金の知識を教えることで、売れるMRに成長する事例を体験した。MRは専門知識は高い反面、お金や商品を扱うことがないことと、働く意味とお金の知識は密接に繋がっていることがその理由だと考え、このブログを通して多くのMRにお金の知識を伝えたいと考えている。
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