MRの資産運用

#2 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜資産を買う編〜

みなさんこんにちは!

お金の探究者 ロリーマシロイです。

前回で、『金持ちMRと貧乏MRの分かれ道』を明らかにしました。#1 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜MRは金持ちなのか?〜 収入の多寡以上に何にお金を使うかが重要であり、手取り収入の10%を貯蓄することができるかが分かれ道だと解説しました。ところで、貯蓄って貯金のことなのでしょうか?実は、ここで言う貯蓄とは『資産を買う』ことを指しています。今回は『資産を買う』について探究していきたいとおもいます。

資産とは何か?

そもそも、資産ってなんでしょうか?資産って言葉はなんとなくイメージがあると思いますが、具体的なものを思い受けべることができるでしょうか?

こんな質問をされると人生最大の買い物と言われる『マイホーム』がまず思い浮ぶ方が多いのではないでしょうか。非常に残念なことにお金持ちが買う資産という定義では、『家』は資産ではないのです。そこで、資産とそうでない物を整理してみたいと思います。

資産資産ではないもの
マイホーム
債券貯金
不動産貴金属
表:資産とそうではないもの

表にまとめてみました。不思議ですよね…

資産ではないものの中にある、マイホーム・貯金・貴金属はどう考えても資産ですし、金額的にも大きいでしょう。資産ではないなんて、とても許容できそうにありません。私もマイホームを持っていますので、資産じゃないなんて言われるとあまりいい気分はしません。

一方、資産に分類されている、株・債券・不動産は投資とか資産運用の代表ですので、もちろん資産だという事はわかります。しかし、この資産とそうでないものは一体何を基準に分けられているのでしょうか?

お金を生み出すものだけが資産

お金持ちが買う資産とは、それ自身がお金を生み出すもののことを指しているのです。例えば、株には配当収入、債券には金利収入、不動産には賃料収入と、それぞれが勝手にお金を生み出してくれる仕組みが備わっているのです。

一方、家は自分が住んでいるので、賃料収入は産みませんし、貯金の金利はほぼゼロですし、貴金属は輝きを放つだけです。よくお金に働いてもらうという表現がありますが、配当・金利・賃料はその代表です。お金を働かせると言ってもどんなに大金があったとしても、お金はお金のままでは働く事はできません。お金は資産に変えてはじめて働くことができるようになるのです。

そして、お金を優先的に資産に変えていくのがお金持ちなのです。逆に資産以外の物にばかり変えてしまうとお金持ちへの道は遠のくことになるのです。

ここで誤解して欲しくないのは、家や貯金や貴金属を買ってはいけないと言うことではないことです。家や貯金や貴金属にも大事な役割があります。それを買う理由は人それぞれだと思いますが、幸せになるためにどうしても必要な場合もあります。あくまでも、お金持ちになるための資産ではないということを分かった上で買うことが重要だと思います。

今日の結論

金持ちMRさんになるためには

『手取り収入の10%で株・債券・不動産を買おう』

いかがでしょうか、さっそく資産を買ってみようと思っていただけたでしょうか?「そんなこと言われても、株なんて買ったことないし、お金が減ったらどうするの?」なんて声が聞こえてくる気がします。そしてそれは当然のことと思います。なぜならば株・債券・不動産を買うと簡単に言いましたが、まだまだ越えるべきハードルは沢山あるからです。

次回からは、実際に資産を買うために必要な知識を探求していきたいと思います。興味のある方は次の記事も読んでみてください。また、このブログが役に立ったら友人や家族にも紹介してくださいね!

次の記事:#3 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜資産を買う「なぜ株を買うのか?」編〜其の1

前の記事:#1 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜MRは金持ちなのか?〜

ロリーマシロイ

証券会社勤務を経てMRへ転職。MR育成の際にお金の知識を教えることで、売れるMRに成長する事例を体験した。MRは専門知識は高い反面、お金や商品を扱うことがないことと、働く意味とお金の知識は密接に繋がっていることがその理由だと考え、このブログを通して多くのMRにお金の知識を伝えたいと考えている。

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