MRの資産運用

#1 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜MRは金持ちなのか?〜

みなさんこんにちは!

お金の探究者 ロリー・マシロイです。

MRは高収入と言われていますよね。では、MRはみんなお金持ちなのでしょうか?

今回は、『本当のところMRってお金持ちなのかどうか』を探ってみました。

そもそも本当に高収入なのか?

平成30年度の日本人の平均年収は441万円でした。

一方、MRの平均年収は684万円です。

大手メーカーMRは1000万超えるなんて話を聞いていると、684万円はちょっと少ないような印象を受けるかもしれませんが、それでも日本人平均の1.5倍もの収入があります。さらに職種別のランキングでも100職種中4位であり、間違いなく高収入といって良いでしょう。

MRの金融資産はどのくらいあるのか?

では、高収入=お金持ちなのでしょうか?お金持ちのことを富裕層と呼びますが、富裕層の基準の一つに金融資産1億円以上(ミリオネア)というものがあります。残念ながらMRの金融資産が1億円を超えていると言った話はあまり聞きいたことがありません。MRの金融資産はどのくらいあるのでしょうか?

ここで、2019年11月18日に金融広報中央委員会より発表された、「家計の金融行動に関する世論調査」を見てみると、

  • 単身世帯の平均貯蓄額645万円
  • 2人以上世帯の平均貯蓄額1139万円

とあります。つまり、MRのみなさんの平均貯蓄金額はコレを大きく上回っているはずです。ここで、『期待資産額の方程式』を使ってMRの期待資産額を計算してみたいと思います。年齢と年収から、金融資産がいくらあれば蓄財優等生なのかがわかるという魔法の方程式です。

『年収 × 年齢 ÷ 10 = 期待資産額』

例えば年収684万円で35歳であれば、684 × 35 ÷ 10=2394万円 これ以上の貯蓄があれば蓄財優等生ということになります。

確かに2394万円であれば、35歳という若さで平均貯蓄額を大きく上回ることになります。ただ、みなさんもご自分の期待資産額を計算するとわかると思いますが、蓄財優等生のハードルは非常に高いものです。

しかし、この方程式によって、MRの夫婦であれば、MRの平均収入であったとしても、60歳時点の期待資産額は8200万円となり、MRは十分に金融資産1億円を狙える職業ということはわかりました。

金持ちMRさんと貧乏MRさんの分かれ道とは?

期待資産額の方程式『年収 × 年齢 ÷ 10 = 期待資産額』によって平均的な35歳MRは2394万円の資産があるはずという結果が出ました。

さて、同じMRにもかかわらずお金があるMRとそうでないMRを分けるポイントはなんなのでしょうか?この記事の名前の元ネタでもある、『金持ち父さん 貧乏父さん』には、

  • 金持ちになるにははお金の勉強が必要
  • 金持ちは負債ではなく資産を購入する

と書かれています。ロバート・キヨサキさんは「収入の多さ」だけではなく、むしろ「何にお金を使うのか」が重要だと言っています。

これが金持ちMRと貧乏MRの分かれ道ではないでしょうか?

「そんなことはわかってる!お金の勉強だってしてる!でも資産を買う大金なんて持ってないんだよ!」こんな声が聞こえてきそうです。そこで1つ紹介したいことがあります。

『バビロンの大富豪の教え』

小説や漫画で大ヒットしているのでご存知の方も多いと思います。バビロンの大富豪によると、MRの金持ちと貧乏を分ける最初のポイントは…

月収の10%を貯蓄できるか

拍子抜けでしょうか?たった10%?手取り30万円だったら毎月3万円だよ?こんな声が聞こえてきそうです。

しかし、あなたの貯蓄額は毎年いくら増えていますか?

2019年5月に発表された家計調査では、貯蓄保有世帯の貯蓄額の中央値は、1036万円。前年の1074万円より38万円減少したそうです。10%貯蓄は、少なくとも10ヶ月で1ヶ月分の手取り収入が貯蓄されることを考えると、バカにできないと感じるのではないでしょうか。

今日の結論

『金持ちMRと貧乏MRの差は収入の10%を貯蓄することができるかどうか』

金持ちMRになるためには、仕事を頑張って出世や昇給を狙うだけでなく、お金の使い方も学んでいく必要があります。私のブログではMRの資産運用をテーマに金持ちMRへの道を示していきますので、もし良かったら次の記事も読んでみてください。また、このブログが役に立ったら友人や家族にも紹介してくださいね!

次の記事:#2 金持ちMRさん 貧乏MRさん 〜資産を買う編〜

ロリー・マシロイ

証券会社勤務を経てMRへ転職。MR育成の際にお金の知識を教えることで、売れるMRに成長する事例を体験した。MRは専門知識は高い反面、お金や商品を扱うことがないことと、働く意味とお金の知識は密接に繋がっていることがその理由だと考え、このブログを通して多くのMRにお金の知識を伝えたいと考えている。

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