MRの資産運用

ahamoと楽天アンリミットどっちがお得なの?スマホの最終結論

みなさんこんにちは!

お金の探究者ロリー・マシロイです。

私は楽天アンリミットでスマホ代が無料になり、その分積立投資の金額を増額する事ができました。私の友人の多くも楽天アンリミットに乗り換えて、コストカットを実現しています。スマホ代に価格破壊をもたらしてくれた楽天さんには感謝しかありません^_^

そして、楽天アンリミットの登場と菅首相の値下げ圧力により、いよいよ3大キャリアも重い腰を上げました。MVNO各社が楽天アンリミットを意識した値下げを発表する中、サブブランドを持たないdocomoは不利と見られていました。ところが、docomoブランドのまま新料金プランとして『ahamo』を発表するというサプライズが起きたのです!

NTTによるdocomoの完全子会社化があったからこその大胆な値下げと言えるでしょう。存在感が低下していたdocomoにとってまさに起死回生の一手です。

当然、各社追随して新料金プランを発表していく事になると思われますが、楽天アンリミットとahamoの月2,980円という低料金に対して金銭的なメリットを出す余地はもうほとんどありません。他社の新料金プラン発表を待つまでもなく、この2つを比較することでスマホの最終結論が出せそうです。

ahamoの特徴

まず、簡単にahamoの特徴を整理してみましょう。

  • 激安:2,980円で20ギガと5分間通話無料
  • docomo品質:サブブランドではないためdocomoそのまま
  • 事務手数料無料:楽天アンリミットと同じ
  • 20ギガ超えても1Mbps:楽天アンリミットと同じ

今までの料金はなんだったんだ????って感じですね!3大キャリアの決算報告見れば値下げ余地は明らかでしたが、ここまで下げてくるとは・・・衝撃的でした・・・

ahamoプランにするにはMNPと同じような手続きが必要で、全てネット上で完結する必要があります。docomoの継続年数はリセット、ファミリー割引の適用なしなど、既存のプランとは区別されているのも特徴です。

合理的なスマホの持ち方

それでは、楽天アンリミットとahamoが登場した現在、最も合理的なスマホの持ち方を探求していきたいと思います。

楽天アンリミットとahamoの違い

  1. 1年間無料
  2. 通話品質
  3. 通話5分と無制限
  4. ポイント制度

まず、そもそも楽天アンリミットは月額2,980円となるのは1年間の無料期間を終えてからですので、料金的には楽天アンリミットが1年分35,760円お得です。また、ahamoは2021年3月サービス開始なので、それまで現在の割高料金を払いながら待つ必要があります。

次に通話品質ですが、docomoから楽天アンリミットの乗り換えた私の使用感でも当然docomoの方が優れています。楽天アンリミットの通話品質はLINE電話と同程度だと思っておくと良いと思います。通常利用に問題はありませんが、仕事でよく電話を使うなどであればdocomoをお勧めします。

通話時間にも違いがあります。ahamoの場合は月額3,980円で通話無制限にするという選択肢もあります。これは人によって分かれるところでしょう。

そして、ポイントです。dポイントも頑張っていると思いますが、楽天ポイントの使い勝手と貯まりやすさには敵いませんので、これは楽天アンリミットの圧勝です。

それでは、ここまでのこと踏まえて推奨パターンを3つ提案したいと思います。

推奨パターン①暫定的楽天アンリミット契約

もっとも経済的なパターンです(私の選択)。いますぐ楽天アンリミットにMNPし、1年間無料で利用。1年後にその時点での最適プランを再選択します。

おそらく低容量プラン以外で、2,980円を下回るプランが出てくることはないだろうことと、楽天ポイントのメリットが大きいことから、他に乗り換える事になる可能性は相当低いでしょうが、せっかく違約金もないので選択肢として入れておくべきだと思います。

推奨パターン②デュアルシム運用(通話は今のまま、データは楽天)

現在の通信品質を継続したまま、データだけ無料で1年間利用します。その後はパターン①同様に再度乗り換えを検討します。

一つのスマホで2つのシムを使う事ができる機能を活用し、通話は今までのキャリア、データは楽天アンリミット、と使い分けます。楽天アンリミットが無料なため、既存の契約を低価格プランに見直すことでトータルコストは大幅に下がります。

推奨パターン③ahamoで3月から2,980円運用

ahamoへの切り替え確定のシンプルパターン。通話無制限にしたければ月額3,980円で契約する。

いろいろ想定したとしても、2,980円よりも安いプランは低容量プランしか出ないと思われます。それであれば、最初からahomoに決めてしまい、面倒なことは考えないで済むという考え方はとても合理的です。

以上の3パターンからみなさんに合うパターンを検証してみてはいかがでしょうか?

楽天モバイルはどうなる?

ところで、信頼と実績のdocomoブランドでほぼ同じ料金を提示されてしまった楽天アンリミットは苦しい状況に追い込まれたのでしょうか?

私の見解は、「楽天アンリミットにとっては大チャンス到来!」です。

そもそも日本の格安シムの利用率は未だに約3割と少数派であり、楽天アンリミットの料金プランに無反応なユーザーが大半を占めています。docomoのahamo開始に伴い、今まで動かなかったマス層がスマホ料金見直しに動き出す可能性が出てきたのではないでしょうか。

またahamoは、楽天アンリミットを無料で1年使ってみた後、楽天がダメだったらahamoにすればいいというセーフティネットの役割を果たしてくれます。これはユーザーの心理的な後押しになる事が期待できそうです。

そして、楽天アンリミット最大の強みは『楽天経済圏』とも言えます。一度楽天経済圏の恩恵を受けてしまうとなかなか抜け出す事が難しくなるでしょう。

まとめ

以上、楽天アンリミットとahamoの登場で、スマホを取り巻く環境が一変しました。いまだに毎月1万円くらい払っている人も多いと思います。月2,980円になれば毎月7,000円多く積み立てる事ができるようになります。家族がいれば尚更です。

私はスマホ料金を見直すタイミングは今だと思います。3大キャリアで契約している方はもちろん、すでに格安シムに乗り換えている方も再検討した方が良いでしょう。スマホの使い方は十人十色なので絶対的な正解はありませんが、利用量にかかわらずコスト削減できる可能性が非常に高い今を逃す手はないです。

楽天アンリミットの先着300万人もこのタイミングで加速し、一気に終了するかも知れませんので、決断はお早めに〜

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ロリー・マシロイ

証券会社勤務を経てMRへ転職。MR育成の際にお金の知識を教えることで、売れるMRに成長する事例を体験した。MRは専門知識は高い反面、お金や商品を扱うことがないことと、働く意味とお金の知識は密接に繋がっていることがその理由だと考え、このブログを通して多くのMRにお金の知識を伝えたいと考えている。

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